店長日記
ヒーハーの出来るまで
2011年08月23日
ヤンチャえびさんを見送った
「また、来年来てね。きっとだよ」
ずんだシェークがすこぶる気に入ったようで
「ずんだって、本当はおいしいんですねぇ」と言う
「今度また食べればいいよ」
里帰りした息子夫婦を 送り出す気分
工場長と並んで 手を振りながら
「ホントに、ホントに 来年もね」 と願う
その後は、二人とも どこか 気の抜けたような気分
「本日は終了にしようか?」
「明日から娘が研修で仙台に帰ってくるんだけど
同僚も一緒に泊まるんだって。だから、早く帰って・・」ここまで言ったら
「掃除は 普段からしとけよな」ときた
我が家を見ているような事を言う
至極ごもっとも とにかく、帰って寝られる空間を確保しなければ
不要なものを捨て、掃除機をかけ、
階段の上り下りを 繰返す
カバーを換えたり、洗濯したり
次は台所
乱雑に棚の上に重なった箱を、綺麗に並べよう
あれ、後ろから見慣れない箱
開けて見るとイタリア旅行のお土産のパスタ
あらら、これ賞味期限は大丈夫かな
怖くって確かめられない
そう言えば、今朝「なすとピーマンが食べたい」なんて言ってたな
パスタとトマトソースで食べたら うまいんじゃない?
早速湯を沸かし、野菜を刻んで炒め始める
刻んだ唐辛子も入れて・・・
あれ、私 料理してるけど
棚を振り返るとると、半分扉があいたまま
パスタを見つけたために、片付けを忘れてしまったのだ
いっけない、と思ったとき
手に持った唐辛子が、バラバラッと
フライパンの中に大量に落ちていった
こりゃァまずい、とは思ったが
そのままトマトソースを入れ、パスタも入れ
見たところ非常においしそうな料理ができた
何かに気をとられると、何かを忘れる
こんな私を
今さら誰も驚かないだろうが、
ちょっとつらいね、いやカライねか
こうして、口から火を吐く
我が家のヒーハー夕飯が一丁あがり