店長日記
石巻えびさん
2011年04月13日
昨日、私は石巻と東松島市の避難所にいる
叔母達三人を訪ねました
皆、家を流され帰るところがありません
津波を背中に見ながら必死に逃げたそうです
造船所で働いていて、作業中の船ごと流され
3日間海の上にいた従兄もおりました
子供の頃、夏休みになると
東京のいとこたちと合流し、10日程を合宿のように過ごした母の実家
そこには もう昔の面影はありませんでした
田も畑も泥と瓦礫の山です
以前は見えなかった海が
丸坊主になった防風林の向こうに遠く見えていました
自分の非力さを感じましたが
私の子供の頃の話をして笑いあう叔母達に
かえって励まされ、帰って来ました
私達紅蜂には、被害はあっても
住むところもあり、ライフラインも回復しつつあります
しかし、沿岸の地区にはまだまだ支援の手が必要なところが
沢山あります
自分も被災しながら、なお地域のために活動している
石巻えびさん
彼はわざわざ10日(日)に顔を見せてくれたのですが
炊き出しの時間だからと、急ぎ帰って行きました
ローキーズさんから託された義捐金は
彼に託して役立てていただくことにしましたが
もっと、何か出来ないものかと考えています
紅蜂は十分に皆様のお心を頂戴いたしました
もし、余力がおありでしたら
石巻えびさんの様な、沿岸の方々に応援をお願い致します