紅蜂シュリンプ
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店長日記
工場長の叫び
2011年08月26日
今日も昨日に引き続き店長と朝からバトル!
店長と僕はビーシュリンプ歴でいえば同期である。
過去に遡ると十数年前グッピー飼育時代からバトルを繰り返してきた。
レイアウト水槽は、店長が先人でビーシュリンプは僕が先人でした。1か月くらい・・・

僕達が始めたころは、日本にビーシュリンプといわれる個体は「バンド」ではなく
朱色の体に「1本線」や「2本線」の白い線が入ってただけでした。
月日が経つにつれ、「太バンド」というものが出始めました。
白の面積が幅広くなり、紅白幕のような模様です。綺麗な物でも1匹¥5000くらいです。
ヤマトヌマエビが¥100~¥200の時代に1匹¥5000なんて凄くないですか~~~!

日本のブリーダーさん達は、次々と綺麗な個体を出してきます。
誰が名づけたか不明ですが、「タイガー」という個体が出てきました。なんだこれは!
1匹¥8000~¥15000くらいでした。
ビーシュリンプの「触角」のとこは当時透明でした。僕は半信半疑で「触角」に白点が入
ってる個体だけを集め1つの水槽に入れてみました。
そこで生まれたエビちゃんの「触角」が親より確実に幅が広がってましたので・・・・・・

その瞬間!・・・・・・・・・ハマッた~~~~~

その後は、「Vバンド」→「日の丸」と進化していきました。
これだけは言っておきます。「マロ」と名付けたのは紅蜂管理人です!
当時、紅蜂管理人もオークションに出品しており、「俺、マロに見えるんだよな~」と
僕に散々言ってました。 で ビッダーズに出品した時に「デカ麻呂」と書いたのです。
僕のエビより、管理人さんのエビの方が高額だったんですよ~~~!

その後、広島の某有名ブリーダー様が出品してきました。
単純に赤と白のコントラストが今までに無いくらい「綺麗」で感激でした。
僕も6匹購入し、家に届いた時の記憶は今も忘れません。
赤の色が全く違い、「真紅」というのがピッタリの個体で、足は真っ赤。
オークションも5万・10万と上がっていきました。

・・・・・突然、501000円の落札金額になり、本人が大阪までお届けするという記事が
日本全国に広がり、60万→70万→80万 と出品するたびに上がっていきました。
最高額103万円! フライデーにも掲載されました。
当時、モスラなんてこの世にありませんので、日の丸が最高級とされてました。
その2週間後に「●び天 日の丸抱卵個体」が1匹113万円!
これが日本のレッドビーの最高額です。
アクア業界がおかしくなったのは言うまでもありません。企業も参入してきました。

ブリーダー達は、「批判」「悪口」は当然です。「自分が正しい!」「自分のエビが一番!」
と無用な争いが全国で勃発! 1番になるために「批判」「悪口」を繰り返し相手を叩く。
 
楽しいのでしょうか? 本当にエビが好きなんでしょうか?

昨日の店長日記は、店長が僕に言えないことを家に帰ってから書いたようです。
店長の「このエビが好き!」というのも「エビが好き」に変わりはありません。
それを「ダメ」だと言っていいものなのでしょうか?言ってはいけないものなのでしょうか?

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