2012年02月01日
俺が 流木の陰で
絵火子をナンパしようとしていたら
ドスドスと音がして
ムンズとでっかい手が伸びてきた
俺と絵火子は あわてて流木のモスに隠れた
そいつは俺達の隠れた流木を 無造作につかむと
バケツに入れた
その時俺は 床にたたきつけられた
全身打撲の痛みと
そして、乾燥していく体に耐えながら
絵火子はどうしただろう、そんな事を考えていた
だんだん意識が朦朧となる
俺が床に落ちているなんて
アイツはまったく気付いていない
デッカイ声が聞こえてくる
健診の結果が出たらしい
お前の体なら全部引っかかるだろう
そう思って聞いていると
数値は決して良くないが
全て「○○は高めですが、今のところ問題はないでしょう」
しかも、メタボに関しては
「メタボ予備軍です。運動と食事に気をつけましょう。」だと言う
お前が予備軍なら、一軍って誰だよ?
俺はそう突っ込んでやりたかったが、声さえ出ない
「でもねぇ、上部消化器でひっかかったんだ。
内視鏡を すぐ受けるようにだってさ。
いつも某にいじめられて ここのところバカ飲み出来なかったんだ。
胃癌か,食道癌・・・ やっぱ美人薄命かねぇ~」
嘘つけ、俺は知ってるぞ
酒の量は減ったが
夕飯のあとに、アイス食ったり、ケーキ食ったり
家族に呆れられてる そうじゃないか
そういうことは、食欲の無い奴の言う事だ
あぁ、俺はこんなバカに殺されちゃうのかよ
もう、からから。
まさに カラカラ、干からびてきた・・・神のもとへ
すると
またドスドスと音がして 俺はムンズと髭をつかまれた
「ありゃりゃ、かっぱえびせん」
俺はどこかへ放り込まれた
あぁ、ここが天国か・・・
全身を暖かい水が包み、手足に染み込んで行く
遠くに、みんなの声やツマツマの音が聞こえる
俺は2,3度びくっびくっと痙攣した
あぁ、ここは俺の棲家だ
ソイルの上にすくっと立った
すると、絵火子が 俺を見つけて駆け寄ってきた
「心配していたのよ」
俺たちはお互いの愛を知った (エビの恵比介談)
店長、体調不良(胃癌?)の為
意味不明の日記になっておりますが
病に免じて許してやってください
ちなみに某は全ての項目で、要再検になっております
それでも元気でいるのは
「悪人世にはびこる」と言うヤツでありましょうか
さて、気を取り直して
金沢、手取りフィッシュランドP-ぽ店様に
発送致しました
お近くの方はぜひお立ち寄りください